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令和3年度提言委員会活動

令和3年度の提言委員会は、「安心・安全なまちづくり」「『まつえの日』の制定に向けた活動」「人材不足解消に向けた提言」、「松江市行政との意見交換会」という4本の柱のもと、活動を行っています。

1「安心・安全なまちづくり」

子育て世代の方々がより安心して暮らせる松江を目指す「安心・安全なまちづくり」に向けた提言です。

データ上では事故・犯罪が少ない松江市ですが、実際に暮らす方々はどう感じているのか?

という「体感治安」に着目し、松江市内PTAへのアンケート調査を行いました。

アンケートの結果から、多くの方々が不安に感じている部分がある事が分かり、市内の危険個所などをGoogleマップにより可視化することで、危険個所の改善等に取り組めるよう活動を進めています。

2「『まつえの日』の制定に向けた活動」

松江YEGは令和元年度に、松江市に対して、松江市民の郷土愛醸成を目的とした「まつえの日」を制定することを提言しました。

今現在、まつえの日制定に向けて、松江市、経済団体、町内会・自治会連合会、教育機関等と連携して、「まつえの日コンソーシアム」を構築したいと考えています。同コンソーシアムは、産官学一体となって、まつえの日制定に向けて松江市全体の機運を高め、「まつえの日」として松江市民への周知・浸透を図ることを目的とするものです。

「まつえの日」の先進事例である、「岡山市民の日」を制定した岡山YEG様へのオンライン視察も開催しました。

新型コロナウイルス収束後のコンソーシアム発足に向け、松江市行政とのすり合わせを行いつつ、年度を通して市内で活躍されている様々な団体へのお声がけを実施しました。

3「人材不足解消に向けた提言」

松江YEGの提言活動は「まつえの日」を筆頭に複数年に渡る事業が殆どでした。その為、毎年配属先が変わるYEGにおいて、単年度内で完結する提言を行うことで、より提言活動を身近に感じてもらいたいという思いがきっかけに始まったのが「人材不足解消に向けた提言」です。

会内にアンケートを行い、最も問題意識を持っている企業が多かった「人材不足」を課題とし、それを解決するための提言を模索しています。

人材不足の問題に早くから取り組んでいる会内企業をモデルとした勉強会なども開催し、見識を深めました。

これから就職活動を行う学生のご意見も反映する為、島根大学と連携した「松江商工会議所青年部×島大生みらいプロジェクト」も発足しました。

これらの活動を総括し、「働きやすい企業が集まる街づくりを目指す」ことを目標に活動を続けています。

 

4.「松江市行政との意見交換会」

行政とYEGの交流を密にすることで、お互いの課題を相談しあえる関係性になることを目指す意見交換会(風会議)

元々は、国家公務員と日本YEGの取り組みだった「故郷の新しい風会議」を松江でも行いたいという思いからスタートした事業です。本年度開催された「故郷の新しい風会議オンライン2021」にも参加し、その重要性をより認識することが出来ました。

全国版の風会議を松江版に落とし込み、「松江のより良い未来」を語り合う会として、企画運営を行いました。年度内で計3回の開催を目標とした中、3回目は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、松江市のご協力の下2回の開催に成功しました。

ディスカッションを通じて、普段の業務は違っても松江を良くしたいという思いは一緒だという思いを共有することが出来ました。

この取り組みは来年度も継続する予定で調整を進めており、本年度培った松江市と松江YEGの繋がりをさらに活性化していきたいと思っています。

 

その他.「『郷創塾』への参加」

日本YEG主催で全国の先進的な提言活動について学ぶ「郷創塾」

本年度、茨城県土浦市で開催された「郷創塾」にも参加しました。全国の事例から得られた知見はとても大きく、同時に、

松江YEGの提言活動は全国的にも誇れるものだ

という事が分かりました。